ひだまりろぐ

現在、育休中のフリーランス翻訳者が初めての子育てにてんやわんやしながら、英語力アップを目指す日々をつづります。

赤ちゃんとの生活にはゆるっとバレットジャーナルがおすすめ

こんにちは。まりです。

今回は私が産後のめまぐるしい日々の中で、心を整えるために活用しているバレットジャーナルについてお話しします。

バレットジャーナルは、手帳好きさんならよくご存じかと思いますが、以下のような手帳です。

バレットジャーナルは、タスクや思考などを素早く手帳やノートに箇条書きしていく手法(ラピッドロギングといいます)を使ったタスク管理術のこと。ニューヨーク在住のデジタルプロダクトデザイナー、ライダー・キャロル氏が、自らの注意欠落障害(ADD)を克服するために生み出した手法で、文章ではなく「・」(バレット)を使い箇条書きで記載していく点がバレットジャーナルの特徴といえます。

「バレットジャーナル」とは?書き方やコツ、タスク管理に便利な文具も紹介! | 読む文具 | Maruman マルマン株式会社

 

かなり作り込んでいる方もいらっしゃいますが、私はあまりこだわりすぎず、自分なりの使い方で大雑把にゆるっと続けています。箇条書きを活用した「何でもノート」のような感じです。

産前はバーチカルタイプの手帳を使用していました。使える時間が可視化できるので、翻訳や英語講師の仕事管理をするのにとても使いやすく、気に入っていました。産後も使い続けようと思っていたのですが、すべて赤ちゃんに合わせた生活になり、とてもスケジュールなんて組めない日々…。手帳はほったらかしになりました。

ただ、バーチカル手帳のように細かい時間管理は必要ないけれど、日々こなさなければいけない家事や育児のタスクを忘れないように書き留めておく手帳は必要だと感じました。そこで、前から気になっていたバレットジャーナルにチャレンジしてみることにしました。

 

主に書いていることは以下のとおりです。

・To doリスト

・やりたいことリスト

・ハビットトラッカー(ヨガや英語学習の記録)

・使ったお金の記録

・気持ち

・アイディア

・娘の記録

 

特にたくさん書いているのは今の気持ちです。生後半年になったくらいの頃から、赤ちゃんとの生活には少し慣れてきたものの、心にモヤモヤやイライラが溜まり、爆発しそうになってきました。そこで、モヤモヤやイライラを吐き出す場としてバレットジャーナルを活用しています。いいことも悪いことも含めて気持ちを書き記すことで心が軽くなりますし、限られた時間の中で自分が本当にやりたいことは何かを見つけるヒントにもなります。

また、「娘が初めて○○した」「こんな仕草がかわいい!」「夜中に何度も起きてつらい…」というような記録もバレットジャーナルに書き込んでいます。育児日記を毎日つけよう!とすると重荷になってしまうので、思いついたときに気軽に残せる感じが私には合っています。

バレットジャーナルのよいところは、自分で必要なページを作っていけるところです。今の私には細かいスケジュール管理は必要ない(というか、すべて赤ちゃん次第なのでできない…)のでざっくりしたマンスリーページを月の初めに設けているくらいです(ちなみに娘の予防接種など、重要なスケジュールはGoogleカレンダーに入れて通知が来るようにしています)。一方で、毎日のタスクや気持ち、娘の記録を書きたいときに書けるだけ書く、という使い方をしています。

また、既製品のスケジュール帳のように日付の枠があるわけではないので、書けない日が続いても気になりません。前回最後に書いたところから書き始めるだけです。日付は記入しているので、それを見ればしばらく書かなかったことには気づきますが、手帳に触れる時間がないくらいめまぐるしい日々だったんだな、がんばっていたんだなと思うことにしています。そう考えると「書かない」ということもひとつの記録になります。

こんなふうに、今の生活に合わせて自分を責めることなく続けながら、心を整えることができるバレットジャーナル。気になる方はお好きなノートや手帳でゆるっと始めてみてはいかがでしょうか。