ひだまりろぐ

現在、育休中のフリーランス翻訳者が初めての子育てにてんやわんやしながら、英語力アップを目指す日々をつづります。

フリーランスの産休って・・・?

私はこれまで約5年間、フリーランス医薬翻訳者として働いてきました。11月上旬に出産予定日を控えているため、10月から産休に入ることにしました。そもそも産休というのは、雇用されている人の権利であるため、フリーランスに産休制度はありません。自主的に「この日から休業する!」と決めて事前にクライアント様に連絡し、お休みします。もちろんその間は無収入です。

私は予定日前6週間、お休みをとることにしました。期間についてはいろいろと悩み、他のフリーランス妊婦さんたちがどうしているか、ネット上の体験談を調べました。本当に人それぞれで、ぎりぎりまで働き続ける方もいますし、早めにお休みをとる方もいるようでした。臨月まで元気に働けて問題なかった例もあれば、ちょっと無理をしてクライアント様に迷惑をかけてしまった、という例もありました。妊娠経過については、どんなに気をつけていてもどうしようもない事態に陥る可能性はありますし、あとは自分がどう働きたいのか、産前をどう過ごしたいのかなどをよく考えて自分が納得できる期間を決めるしかない、と感じました。

結局、雇用者は産休を予定日6週間(42日)前から取得できると労働基準法で定められており、会社員であればその時期から産休に入ることが多いと聞き、「それなら私もそれくらい休むか・・・」という単純な理由で6週間と決めました。

ぎりぎりまで無理をして予定どおりに納品できなくなるなど、クライアント様に迷惑をかけることは避けたい、また、その可能性を恐れてビクビクしながら仕事をするより、産休まではしっかり働き、その後は余裕をもって休むと決めたほうが、自分の性格に合っていると考えたというのもあります。

 

結果として、当初の予定どおり9月末日まで働くことができました。ただ、これはあくまで結果であり、妊娠経過によっては産休に入る前に仕事ができない状態になっていた可能性もあります。こればかりは自分でコントロールできることではなかったと思います。ここまでなんとか健康に働けたという自分の運と、状況を理解したうえで変わらずお仕事を打診してくださったクライアント様には感謝の気持ちでいっぱいです。

こんな感じで人生初の産休がスタートしました。この産休をどのように過ごすのか、産後はどうするのかなど、これからこのブログに綴っていこうと思います。